トンが旅立ちました。
7月から調子を崩していたのですが、3日に一回点滴をしながら、よく頑張ってくれました。
17年前、私の部屋の窓の外で拾った時には片方の目が飛び出した状態で、グジャグジャだった。
お医者さんに「この子は長生き出来ないと思います。諦めてください。」と言われたものの、仔猫ながら長時間の手術に耐え、少し不自由な後ろ足を懸命に使って、家族の後ろにいつもくっついてきていたトン。
「元気で勇敢な猫に育って欲しい。」という願いを込めて、亡き弟が三国志の勇者の名前「夏侯惇玄奘(カコウトンゲンジョウ)」と名付けたのだけれど、呼ぶには長過ぎて。
省略して「トン」になったのでした。
とにかく人間が大好きで、いつも誰かに抱っこされていたトン。
最期は、家族が全員家に帰ってくるのを待って、ゆっくり眠るように逝きました。
うちの子でいてくれてありがとうね、トン。
天国でも誰かが抱っこしてくれるといいね。

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