2010年01月01日

2009年を振り返って vol.1

2009年12月某日   聞き手:hyakute@管理人(以下、h)
※()括弧内は管理人の補足です。

今回はボリュームがありますので、2回に分けて掲載予定です。
まずはvol.1としてお届けいたします。

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h:お疲れ様です!では今年もイベント中心に2008年を振り返るインタビューを始めたいと思います。よろしくお願いします。
花木:よろしくお願いします。

h:まず2/15の「バレンタインコンサート
花木:…一日遅れだけど」。20年くらい前に一緒に歌っていた貝山幸子ちゃんと一緒に歌えたことが嬉しくて。しかもピアノなし、ギター1本というのがなかなかないことなので面白かったです。
ギターに合う曲合わない曲が色々あるんだなと。

h:投げ銭ライブというのが珍しいですよね!私は初めてでした。
花木:そう、珍しいね。1000〜15000円の差があったんだけど。
h:ええっ!?そんなに違いが!!…懐具合ですか?
花木:懐具合とか。これだけ幅があるんだ、というのが面白かった。
h:今後またやるのですか?
花木:それはさっちゃん(貝山幸子さん)次第。さっちゃん主導なので。
h:ライブはとても良かったのですが、お店(トロカデロハウス)の混み方が凄かったですね。
花木:あれだけ入るとは思わなかったの…2/3くらいだと高をくくっていたのよね。でも建物が良かったでしょう?実際、南フランスから移築したんだって。
h:本当にそうですね。雰囲気が良かったです!行く価値があるところですよね。
花木:そう…料理も美味しいので、一度是非レストランだけでも行ってほしいです。


h:では4月にありました草月ホールでの「リヨン駅まで」をお願いします。
花木:あれはカフェ・ド・リヨンというシャンソニエのマダムのお店1周年記念コンサートだったの
h:どういう内容だったのですか?
花木:1部で出演者5人、それぞれが一人芝居をした後に一曲歌うという形なの。ん〜、台本2ページ分くらい一人芝居かな。リヨン駅に集まってきた人たちのそれぞれの…
h:人間模様的な?
花木:人間模様的な…、それぞれ全然関係のない人たちで自分自身の物語。
h:なるほど〜。
花木:でもね、これが結構難しい。本末転倒になりがちだったと思う。例えば芝居を付け加えたりすること。動きや衣装も大事な要素だけど、それに一生懸命になると肝心な音楽がおろそかになるのかな…と。まず音楽を一生懸命やった方が良かったかな、と私は思った。
h:出演される方って、芝居経験がある方だったんですか?
花木:芝居経験ある人もない人もいたよ。しかもあると言っても、あると言ってもよ「20年前くらいにちょっとしてました」という人も。それは大変だったと思うし、それにず〜〜〜っとなってる(集中している)と音楽がどっかいっちゃうんじゃない?難しいものだと思ったよ。
h:ミュージカルとは違ったんですか?完全に分かれているんですよね?
花木:そうそう。私は普段から芝居も歌しているから、二足の草鞋だから良いけど、そうじゃない人たちがするのはものすごく大変!余分な負担を掛けた分、本来の売り物である歌がどっかにいっちゃう感じだったかな。


h:次ですが「JE TE VEUX VOL.8」ですね。VOL.8…続いてますね!
花木:ホントだよね。
h:これだけ続くのは結構支持されていることだと思いますよ。
花木:ありがたいことです。これは初出演だったんだけど、長年20年くらいの友人である嶋本秀朗くんに初めて声を掛けていただきました。こつこつ自分でプロデュースして、自分で舞台を創り続けているの。もちろん本人はダンサーであり歌い手でもあるんだけど、彼がやりたいことがすごくはっきり見えていて面白かったなあ。要するに彼はエンターテイメントをやりたいんだ、ということ。聴く…というだけじゃなく、観て楽しい。そこが私と大きく違うところで、私は観てというのはどうでもいい、音が良ければ、という感じなの。でも、彼はそこが大きく違う。こだわる場所が違うのが面白いわね。私が無頓着なところを彼が気になる。
h:なるほど。
花木:でもそれが悪い感じじゃなく、リヨン(駅)と違って「そうなんだ」ってこっちが納得出来るのよね。ようするに付け焼き刃ではない。彼が長年培ってきた舞台の経験などを生かして、自分が本当にやりたいことをやっているんだな〜、って。だから感動したの。なんていうか、今回あみちゃんとダブルキャストだったじゃない?だから、あみちゃんの回を私は客席でみていたんだけど…フィナーレの出演者が出てきて挨拶するところで、泣けてきちゃった。
h:そうなんですか?
花木:ホントに舞台が好きなんだなあ、馬鹿だなあ、ホントに舞台馬鹿?って、泣けてきちゃった。それはでも、高島(正明)さんとかも言っていたよ。「すごい感動したよね」って。
h:ほほう…
花木:それは何に感動したかというと詩でも踊りでもなく「彼は若い衆を慈しんで育てている様子が、すごい分かった、偉いな〜」って。
h:ガクッ……な、なるほど。たしかに普通は自分のことでいっぱいになったりしますよね。
花木:彼は逆に周りに気を配りすぎて一所懸命にするから、その分自分がおろそかになってしまう。
h:それちょっと欠点ですよね。
花木:そう。でも彼は自分でもそれがよーく分かっていて、来年もやるんだけど、自分の出番を減らすって言っていた。ようするに舞台の創り手に回りたい、創るコトに喜びを感じる、自分が出ることよりも…という。それは正しい方向に向かっているとすごく思った。来年も出させて貰うのが、すごく楽しみ!
h:期待しています!




to be continued.
posted by 花木さち子 at 23:55| インタビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする