2016年11月19日

木月さん。

さて、今日は「平成戦士・デモクラッシャー」の稽古。

稽古場には、私の子供でも全然おかしくない年頃の若者達が沢山。




ずっと前、私が劇団○季をやめてすぐくらいの時に、木月京子さんという歌い手であり役者さんでもあった方と、三回ほどミュージカルをご一緒させて頂いたことがあって。
一回目は女郎屋の女将とお姫様、二回目は母と娘、三回目は婦長と看護婦(あの当時は看護士とは言わなかった)。
いつも、とても優しく、そして厳しく、まるで本当の娘に対するように接してくださる、素晴らしい先輩でした。

その後、なんとなく連絡をとらないまま時が経ち、2009年に突然の訃報。
60才という若さで。
びっくりすると同時に、「なぜ、連絡を取っておかなかったのだろう。」という後悔。




今回の芝居には、若い女の子も沢山出演していて、「私はまるで、あの頃の木月さんのような立ち位置だな。」などと、つらつら稽古場で考えていたのだけれど、ふと…

今の私はあの頃の木月さんよりもずっと年上であることに気付いて…


なんだか泣きそうになってしまいました。


時の重さと、そして、「昔の大人は、なんてちゃんとしていたのだろう。」という思い。


今の自分は、果たしてあの頃の木月さんのように、ちゃんと若者達と接しているだろうか?
優しいだけでなく、厳しさを持って愛せているだろうか?


今になって、木月さんに聞きたいことが沢山あります。
なんだか寄る辺ない子供みたいな気持ちです。



写真は、今のカンパニーの可愛い娘たち。
どうぞよろしくね。


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posted by 花木さち子 at 00:42| 今日の1枚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする